アラフォーバツイチおっさんお埴輪ハオのブログ

離婚、実家へUターンしたアラフォーのいろいろ所感日記

ふざけるな!「人生再設計世代」への氷河期世代からの怒り表明をする

就職氷河期世代が「人生再設計第一世代」に名称変更、SNSでは「言葉遊びか!?」の声も | AbemaTIMES

 

 「今月10日に行われた第5回経済財政諮問会議で、就職氷河期代が「人生再設計第一世代」に名称変更。今夏に、約3年間で集中的な支援を行うためのプログラム案の作成を検討する。」

  「就職氷河期世代とは、バブル崩壊後に卒業期を迎えた人たちを指し、今の30代半ばから40代半ばの約1700万人がこれにあたる。当時就職できず、今でも無職や非正規雇用である人も多い。」


とのこと。
名称変更ってなんだよ。呼び名変えたら問題の認識が変わるのかよ
何考えてんだよ。
さらに今から支援してどう対策打つつもりなんだよ。

幸いオレには仕事があり家があり、何とか生活して行けてはいる。
本当に偶然が重なったおかげで今の正社員の待遇があり、家賃が
不要な家がある。
ただ、本当に偶然が重なっただけなんだ。
実際体験として職場には30半ば~40半ばの派遣社員なんてざらにいて
脚色なくオレの職場の派遣割合では7割は上の条件にあてはまる。
最近集まる飲み友達5人で集まるのだが、オレ以外の4人は派遣社員だった。
飲みの会では当然待遇の悪さの話になるが、黙るしかない。
4人と比べて正社員なのはまだマシってのは自覚があるつもりだ。
今この場所に立っていることには奇跡としか言えない。
運が良かったんだ。

定職を持てず(あえて持たず?)この年齢になった人たちに関して
他人事ながら将来のことがどうなるのか本当に心配だし、
あの時代の政府の動きには憤慨してしまう。

氷河期時代にはちょうど20代前半だった。
当時は大学を辞め、昼間に時間が出来てしまったので
昼間働くためバイト雑誌を読み仕事を探していた。
その時点で高校の時から比べて雑誌の薄くなったこと!
何度も何度も面接を行ってはみたものの、バイトはかなり見つからなかった。
昼間はダラダラ家に居るオレに対して、家の中ではそういうお荷物的な
空気を出してしまっていたように思う。
仕事が無いのに仕事につかなきゃならないプレッシャーの毎日だった。
当然親とはうまくいかない。未だに修復出来ない亀裂が入っている
この時代のせいで会話すらままならない亀裂が出来たと感じている

姉も同じく仕事をやったりやらなかったり、おそらくコミュ障だったため
すぐに仕事を変えていた。続かない仕事、社会に対してかなり
不安感を抱えていたに違いない。家は不安を解消する癒しの場ではなかった。
母親から「ごくつぶし」と言われ一人で悩み続け、どうしようもなくなったのだろう。
姉が死んだのは去年のことだ。練炭だった。逃げたのだ。
遺書には「この家は地獄でした」と書かれていた。
ブロンという薬を知ったのはその時が初めてだった。

仕事が見つからず死んだり都堕ちした人間を何人も見てきた。
今更の支援で取り返しがつくはずもない。
将来を悲観して自殺し残された家族はどうすればいいのか。
仕事が見つからないまま自尊心が粉々になってしまったまま
生きていくにはどうすればいいのか。
社会からいらないお荷物世代と揶揄されている現実はどう問題を解決するのか。

オレの人生だけでなく、この世代の全員の人生をバカにされたように感じた。
文章を書いていて涙が出た。つらい