タイトル通り。
自殺した姉の一周忌が終わった。
まったくたんたんとしたものだ。
集まった親戚も母方の兄妹のみ。
せいぜい五人くらい集まったところでお経を読んで下さる坊主が到着。
10分くらいのお経を読んで終了。
内容は死にに行く姉から残された我らは生かされているところを感謝しようというもの。
それじゃあだめじゃん。
姉は無事に浄土に行けるのか。
自殺は禁忌じゃないのか。
坊主はわかってないよ。
一周忌は去年の悔しさを思い出す儀式なんだ。
セレモニー。
姉が死んだとき、やっぱりと思ってしまったところがある。
母は全く視野に淹れてないようだったが、自殺も視野に入れるべきで動く必要があった。
つまり我々には止められる余地があったということだ。
悔やみの大きい部分はそこなんだ。
出来たことが永遠に出来なくなる。
しない後悔、する後悔。
人生の永遠の葛藤。
葛藤をし続けて大人になるのかな。
悔しいね。