結局選挙には行かなかった。
動いた結果のレスポンスがダイレクトに来ないのなら、人は動かないと思う。
今まで投票した結果が日本を動かしているんだと言われても、本当に実感が持てない。
三国志のマンガを読んでピンと来たんだが、民は天下を語れないんだよ。
その日その日を生きるのに精一杯だと思う。
実家では政治の話は家族ではなされなかった。
ニュースで流れたときに親父が「だから~~党はなぁ」とつぶやき
冷たい目で母に見られていた。
おそらく両親は投票には行っていなかったと思われる。
生活がいっぱいいっぱいだったから、細かなマニフェストの違いなど
調べる手段すら知らなかったのではと思う。
そういう政治モラルの低い家庭で育ったもんだから、政治とか、選挙とか
自分に関わってる実感がわきあがらないんだと思う。
間違いなく日本は年々住みづらい国になってきてると思う。
給与所得者であるオレは、毎月勝手に徴収される~~税や~~保険の
額に戦々恐々としている。
若い頃バイトしていたときの徴収率とはもう全然高くなっている。
もし政治がこう、給与所得者(金を徴収しやすい人種)から搾取する
額を増やしているなら、またそれを良しとしないなら
まずは選挙で声を上げるべきなんだろうなと思うが
抗う能力が著しく低いオレはすぐに「こんなもんか」と
あきらめてしまう。と言うか、もうあきらめてるね。
給料とか徴収額とかじゃなくて、何でもいいから日本が何か未来が明るい兆しさえ
見えてくれば、たかがオレの一票と思わず大切に扱うような気がする。