アラフォーバツイチおっさんお埴輪ハオのブログ

離婚、実家へUターンしたアラフォーのいろいろ所感日記

地下鉄サリン事件の前後の頃を思い出す

確か高校生だった。

割と高校選びに失敗してチャリで30分掛かる、しかも交通機関使うと1時間半かかるような僻地の高校に通っていて、その頃からダルダルぶりを発揮してて、朝起きるのは大抵12時過ぎくらいの時間に起きて、そのままワイドショー見て学校をサボるような、そんな高校生活を送っていた。

親は共働きで、そんなオレの日中のダルダルさを知ってか知らずかそのことに対しては起こられた記憶が無い。

そんなわけで当時のワイドショーには詳しかった。

地下鉄サリン事件~強制捜索~村井刺殺辺りは本当に、言葉は悪いが連日ワイドショーが盛り上がりのピークで、毎日釘付けになってTVを見ていた記憶がある。

その頃の風潮は地下鉄サリン事件が起こる前まではオウムを肯定するような意見もあったりしてて、よく話を聞くのはとんねるずがやってた生ダラって番組で麻原がインタビューを受けていたり、ビートたけしも評価していたとか何とか。

で、地下鉄サリン事件があって上祐が咆えていてそれからサティアンに強制捜索が入った。

学校の友達と話していたのは、本当にオウムがやったんだろうか、TVのメディア操作じゃないんだろうかってことだ。

当時はオレはインターネットに触れたことが無く、世論だとか一般常識は親かTV情報かもしくは学校の友達と刷り合わせして考えていっていたので今と比べて本当に情報の選択肢が少なく、考えは偏っていたと思う。

今から考えるとそんなに情報が少ない中でよく生きてこられたなと思う。

今なら何かあればすぐスマホで検索だ。そしてTV情報以外のインターネットで生の一般の大人の意見が聞ける。

もし、当時に今くらいインターネットがインフラ化していたらオウムは暴走することが無かったんだろうか。信者もオウムにだまされずもっと違う幸せな人生のルートに進めたんだろうか。

さらにオレも間違った高校選択はしなかったんだろうか。

インターネットの世界拡大化は本当に大きな事だと思う。

逃げ道すらインターネットにあるからだ。

情報の無い中オウムに引き込まれてしまった人たちがかわいそうだなと思う。

人生は、たらればがないから、今から悔やんでも仕方ないけど、そういう人たちの人生を考えてしまう。

 

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