アラフォーバツイチおっさんお埴輪ハオのブログ

離婚、実家へUターンしたアラフォーのいろいろ所感日記

自殺者に残された遺族

芸能人の自殺が目立ってニュースとなっている。

我々凡人から見ると華やかな生活を送っていると思われる働き盛りの芸能人が自殺するなんてとても痛ましいと感じる。

 

自殺者には闇がある。闇はどんな人間でも他人とは共有できない。

だから孤独を感じ、死に至る。

俺は父、姉、いとこを自殺によって無くしている。

姉は毒親の母への恨み辛みを24ページにもわたった遺書を残している。

当事者としてはとても戦慄する内容だ。

母はなかったこととして日々を暮らしている。

その現実にも俺は戦慄している。

自分のせいで自殺したとは思っていないのだろう。

というか思いたくなく目を背けている。

 

自殺者に残された遺族は後悔の念しかない。

あの時のタイミングで手を差し伸べるべきだったと

取り返しのつかないことを一生引きずることになる。

父と姉に関しては一緒に暮らしていた仲なので

さらに思いが強い。

2人にはもう少し母と距離を置いてもらうよう訴えるべきだった。

2人は母親にいじめ殺された。

何かできたことがあったと悔やむ思いしかない。

この苦しみは一生続く。

 

またさらに人に打ち明けられない、すべての自分をさらけ出せない苦しみがある。

自殺者に残された遺族なんだということを人に話せないので、隠し事をしつつ

人と交流することに苦しみを持つことになる。

心からの他人との交流は一生できないだろう。

十字架を背負って生きていくしかないのだ。

 

自殺を否定するつもりはないけど、残された遺族はとても苦しい。

この苦しさを共有したいがリアル知り合いには打ち明けられない。

同情される目がつらい。

この気持ちはずっと持ち続けるだろう。

病気で死ぬか、俺が自殺するまでね。