アラフォーバツイチおっさんお埴輪ハオのブログ

離婚、実家へUターンしたアラフォーのいろいろ所感日記

死ぬのは怖いし、怖くない

ナイスミドルの芸能人の方が亡くなったとのこと。

今後、詳細が明らかになってくるであろうが、

今は可能性が高いと言われている、自殺。

 

オレの父親は自殺した。

リストラ、鬱からの首吊りだ。

記憶に残る父はもうしゃべることもなく、寡黙に仕事を探していたところしか思い出せない。

何を言っても母親に言い返され、逃げるところがあの世しかなかった父親。

「この世には地獄があるんだな」とうっすらと思ったことを記憶している。

 

人間なんて、ふとしたところで躓いて転ぶことなんてあるんだ。

躓いた時の受け身さえ取れれば、転ぶことなんて怖くない。

むしろ死ぬのも怖くないんだ。

「あなたは明日死にます」と言われるのと言われないのとでは、何も変わらない。

死ぬときは死ぬ。ただそれだけ。

病気での非能動的な死ではなく、自殺という能動的な死というだけ。

結論には変わりない。

我々は未知なものを怖がる。だから、自分が死後どうなるのか

わからないから、死が怖い。

死後はどうにもならない。残された家族や親友は、

彼彼女の死後を生きていくしかない。

時間は戻らない。彼は死んだ。

そして我々は生きていく。それだけ。