アラフォーバツイチおっさんお埴輪ハオのブログ

離婚、実家へUターンしたアラフォーのいろいろ所感日記

8年前、オレに起きた出来事

3.11の震災の時にまつわるオレ個人の話。
その当日は仕事中で、東京部署と電話をしていた。
いつものくだらない冗談を言いつつ仕事の細かい話を調整していた時だった。
徐々に揺れだして、椅子が前後するくらい揺れたので
電話を落としそうになった。
電話の向こうでは叫び声と、ドアロックのエラーブザーが聞こえる
建物躯体が歪んでドアが開くなったら出られないため
緊急措置として開けっ放しにしたのだ。
オレの地元より東京の方が揺れは大きく(東京ロケが高層ビルって理由もある)
机も動いたという話だった。

ネットでの災害速報は見たことが無いマグニチュードをたたき出しており
この後どうなるんだろうという不安が頭をよぎった。
ヤフーの津波警報のページを更新すると「つなみ到着まであと~分」というのが出ており
不謹慎な同僚は「あと何分で到着!」と笑っていた。
その同僚も家帰ってTV見たら笑えないことに気が付くんだろうけど。
まだ結婚していたので、嫁と家の状態が気になり嫁に連絡をする。
テレビが倒れて怪我してないか心配になり送ったline「テレビ倒れてない?」
嫁から来た返事はこうだ「私の体よりTVの方が心配なんだね」
んー、言葉のチョイスが悪かった。足りなかった
この辺りではもう気持ちの擦れ違いは大きくて、修復不可能と
思っていた矢先の↑のラインのやり取りで、また減点くらったなと思った。
このまま減点されることにビクビクしながら一緒に暮らすより、
別々になって暮らした方が幸せになる道もあるんじゃないだろうかとも考えていた。
これがきっかけじゃないけど、後々の離婚への階段の一歩全身となったのは否めない。
終業に差し掛かった時、東京部署から連絡があり、ビルから見える千葉のコンビナートが
炎上しているとのこと。
ヤフーニュースを見ると、確かにコンビナートが火災とニュースにもなっている。
一大災害だ。世の中では災害祭りであり、わが家庭では冷戦中とな
気分がほんのちょっとだけ憂鬱になったのを覚えている。
幸いというか、東北住の友達はいないので安否が確認出来ずもきもきすることも無く
テレビの津波映像を見て映画みたいだなあと感じていた。あと、ぽぽぽぽーんね。

週が明けて火曜日水曜日くらいに為替が超円高になり反発で円安になり、
円高部分でロスカットをくらったが、円安部分で持ち直したので、
変なポジションは持たないようにしようと考えた。
教訓はまったく生かされず、夏冬のボーナスはすべてFXに消えている。

震災がオレに何を残したかというと、lineはきちんと脳内の言葉を全て出そうという教訓。
言葉は常に伝わらない。だから努力しないとならないんだ。
言葉のチョイスは重要だ。語彙を増やして人に伝えられるようなスキルが欲しい。